オウンドメディアについて考えてみた
オウンドメディアって何?
休日になると私は図書館に行き本や雑誌を読むのですが、たまたま読んだ「Web Designing」にて「オウンドメディア」なる概念を見つけました。Web Designingの記事では、以下のように定義されていました。
オウンドメディアとは、「自社のメディア」のことだ。
(中略)
企業にとっては、コンテンツをフックにする事で、親和性の高いユーザにアプローチできるということだ。
うーん、私はさっぱりわかりません。ということで、調べてみました。
きちんとした定義はあるのだろうか
ということで、ググってみました。 goo辞書にありました。
企業が消費者に向けて発信するメディア。自社発行の広報誌やパンフレット、インターネットの自社サイトなど。
えっ、Webサイトなんて前からあるのに。なんで今頃話題になるのでしょうか。どうも、定義としては緩い気がしてなりません。
オウンドメディアの実例から共通点を探してみた
以下のサイトが実例として有名なようです。
- LIGブログ
- はてなブログMedia
- みんなのごはん
まとめサイトもありました。
これらのサイトを眺めていると以下の共通点が見られることが多いです。それは、
- ブログ記事形式かつ、適度な緩さを保った文面や構成にしている
- 商品の機能ではなく、活用方法や得られる体験を書いている
- 記事作者の写真も載っていて、作者の人となりが前面に出ている
これらをまとめると何でしょうか?
私の考えとしては、「色々いいことを教えてくれる近所のお兄ちゃん」が上記3つの要素を持っている気がします。
私がすきなヨッピーさんの施設や商品の宣伝記事もオウンメディアになるのかもしれません。
「オウンメディア」=人の温かさのある有機質なメディア
今までの企業Webサイトの商品宣伝・紹介=理論整然・無機質でありマスメディア的であったと私は確かに思います。企業がSNSを利用して広報していることもありますが、発信されている内容は極めて整然であり無機質である企業がほとんどです。
その中で、「色々いいことを教えてくれる近所のお兄ちゃん」的なオウンメディアは完璧な情報をくれるわけではないですが、人間味のある語り掛けをしてくれる有機質なメディアなのかもしれません。
オウンメディアの今後が楽しみです。
◆参考図書